病院めぐり
りんくう総合医療センター 市立泉佐野病院泌尿器科
土居 淳
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1りんくう総合医療センター 市立泉佐野病院泌尿器科
pp.249
発行日 2006年3月20日
Published Date 2006/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100046
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泉佐野市は大阪府の南部,大阪市と和歌山市のほぼ中間にある人口約10万人の市です。りんくう総合医療センター・市立泉佐野病院は関西国際空港の対岸に位置するりんくうタウンにあって,診療科19科,医師数111名の病院です。病室の窓からは空港連絡橋,関西国際空港などが一望でき,またよく晴れた日には遠く淡路島や神戸の街並みも望むことができる風光明媚な場所に立っています。当院は昭和27年8月,6診療科,71床で泉佐野市の市街地に開設されましたが,その後少しずつ増床され昭和48年3月より348床になり現在に至っています。平成9年10月,りんくうタウンに移転し,すでに平成6年に開院した大阪府立泉州救命救急センターと施設合体し,これに市立感染症センターが加わってりんくう総合医療センターとなりました。
当院の泌尿器科の歴史は,昭和30年10月,村田先生が初代皮膚泌尿器科医長として赴任されたのが始まりで,昭和43年7月より磯部先生が,さらに昭和45年に皮膚科専門医として井村先生が皮膚科を開設されることとなり泌尿器科は独立し,磯部先生が初代泌尿器科医長に就任されています。当時は1人医長の時代でありましたが,昭和54年3月,磯部先生が開業されるに及んで常勤医がいなくなりパート医師による外来診療が暫く続いたのち,昭和57年4月から高松正人先生,青枝秀男先生らによる2人常勤体制,さらに昭和58年6月より安川修先生が加わり,現在の3名常勤体制の基礎ができ上がりました。昭和62年12月より,土居が高松先生の後を引き継ぎ現在に至っています。
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