Japanese
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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 2001
3 新しい検査法と診断法
皮膚の色調の評価法
Quantitative evaluation of skin color
滝脇 弘嗣
1
Hirotsugu TAKIWAKI
1
1徳島大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, The University of Tokushima School of Medicine
キーワード:
分光反射率
,
L*a*b*システム
,
紅斑指数
,
メラニン指数
,
吸光度
Keyword:
分光反射率
,
L*a*b*システム
,
紅斑指数
,
メラニン指数
,
吸光度
pp.61-65
発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903545
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機器で計測した皮膚の色の値や紅斑・メラニン指数を評価する際,“色”にまつわる常識だけでこれらを処理すると結論を誤る危険性が生じてくる.ヒトの色覚の弱点や皮膚の色を計量する特殊性を認識し,皮膚の色素量と色度・明度値や紅斑・メラニン指数の関数関係を把握しておいたほうがよい.本稿では反射分光光度計を用いて計測した実例をもとにその理由を具体的に説明し,あわせて分光反射率の計測が紅斑や色素の計量だけでなく,皮膚の赤血球酸素飽和度や色素沈着の深さの推定などへも応用しうることについても言及した.
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