印象記
第99回日本皮膚科学会総会に参加して
谷川 瑛子
1
1慶應義塾大学皮膚科学教室
pp.762-764
発行日 2000年8月1日
Published Date 2000/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903343
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東北大学皮膚科田上八朗教授が会頭を務めた第99回日本皮膚科学会総会は5月26日から28日の3日間,杜の都・仙台で行われた.20世紀皮膚科学において本総会は特別な意義があり,学会プログラムもそれにふさわしく幅広く網羅され,20世紀皮膚科の総括に始まり,数多くのシンポジウム,招待講演,ワークショップが企画され,さらに21世紀への展望もなされた.
学会は仙台国際センターおよび宮城県スポーツセンターで開催された.1978年以来,22年ぶりに仙台で開かれた総会にふさわしく,学会は晴天に恵まれた.会場は周辺の広瀬川や青葉城の城跡,緑に囲まれたすばらしい環境で,参加者にとって久しぶりに都会の喧噪を忘れ,緑の香りを満喫した3日間でもあった.
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