Japanese
English
症例報告
鼠径部に生じた皮膚子宮内膜症
Cutaneous endometriosis in the inguinal area
松尾 葉子
1
,
木花 光
1
,
栗原 誠一
1
,
岩間 潤太郎
2
Yoko MATSUO
1
,
Akira KONOHANA
1
,
Seiichi KURIHARA
1
,
Juntarou IWAMA
2
1済生会横浜市南部病院皮膚科
2岩間整形外科
1Department of Dermatology, Saiseikai Yokohamashi Nanbu Hospital
2Iwama Orthopedic Clinic
キーワード:
皮膚子宮内膜症
,
鼠径ヘルニア
,
吸引細胞診
Keyword:
皮膚子宮内膜症
,
鼠径ヘルニア
,
吸引細胞診
pp.835-837
発行日 1999年9月1日
Published Date 1999/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903007
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42歳,女性の右鼠径部に生じた皮膚子宮内膜症の1例を報告した.鼠径部子宮内膜症は極めて報告が少なく,本症の本邦報告38例中1例が皮膚科から報告されているが,その他は外科や産婦人科症例である.過去の報告例を検討したところ高率に鼠径ヘルニアの合併があり,術前に画像検査で鼠径ヘルニアの有無を確認する必要性があると考えた.
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