Japanese
English
症例報告
糖尿病に伴った非クロストリジウム性ガス壊疽の1例
A case of nonclostridial gas gangrene with diabetes mellitus
斎藤 京
1
,
高江 雄二郎
1
,
木花 いづみ
1
,
今福 俊夫
2
,
石橋 昌則
3
Hitoshi SAITO
1
,
Yujiro TAKAE
1
,
Izumi KONOHANA
1
,
Toshio IMAFUKU
2
,
Masanori ISHIBASHI
3
1平塚市民病院皮膚科
2平塚市民病院内科
3平塚市民病院整形外科
1Department of Dermatology, Hiratsuka City Hospital
2Department of Internal Medicine, Hiratsuka City Hospital
3Department of Orthopaedic Surgery, Hiratsuka City Hospital
キーワード:
非クロストリジウム性ガス壊疽
,
糖尿病
,
デブリドマン
Keyword:
非クロストリジウム性ガス壊疽
,
糖尿病
,
デブリドマン
pp.264-266
発行日 1999年3月1日
Published Date 1999/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902814
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59歳,女性.未治療の糖尿病患者に認められた非クロストリジウム性ガス壊疽の1例を報告する.右下腿の腐敗臭を伴う境界明瞭な壊死が急速に拡大,圧迫により捻髪音,切開によりガスと粘性の膿汁の排出が認められた.局麻下にデブリドマン施行後全身状態の改善を認め,切断術は免れなかったものの最終的に救命し得た.本症は患者の全身状態が悪い場合が多いが,状態に合わせた適切な外科的処置が重要である.
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