マイオピニオン
研修医・大学院生は能力よりやる気
佐藤 伸一
1
Shinichi SATO
1
1東京大学大学院医学系研究科皮膚科学
pp.650-651
発行日 2016年8月1日
Published Date 2016/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204849
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1. はじめに
研修医,大学院生といった臨床や研究を始めたばかりの先生は,これから臨床や研究の道を本格的に歩むことになる.私はこれまで多くの研修医や大学院生を指導してきたが,その中でその後伸びていく先生には共通した資質があると感じている.臨床と研究は全く別のものに思えるかもしれないが,実は,それぞれをうまくやっていく姿勢というものは,両者でそれほど大きな違いがないと思っている.それでは,どのような先生が,臨床や研究を上手に進めていけるのかについて以下に私見を述べたい.
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