Japanese
English
症例報告
大陰唇に発生した巨大懸垂性線維腫の2例
Two Cases of Giant Fibroma of the Labium Majus
永井 秀史
1
,
寄藤 和彦
1
,
若林 正治
1
,
小林 まさ子
1
,
藤田 優
1
,
吉田 道
2
Hidefumi NAGAI
1
,
Kazuhiko YORIFUJI
1
,
Seiji WAKABAYASHI
1
,
Masako KOBAYASHI
1
,
Masaru FUJITA
1
,
Osamu Yoshida
2
1千葉大学皮膚科学教室
2吉田皮膚科医院
1Department of Dermatology, Chiba University School of Medicine
2Yoshida Dermatology Clinic
キーワード:
懸垂性線維腫
,
線維腫
Keyword:
懸垂性線維腫
,
線維腫
pp.1313-1316
発行日 1989年12月1日
Published Date 1989/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204261
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大陰唇より発生した巨大懸垂性線維腫の2例を報告した.症例1:30歳,未婚.18×25×15cmの有茎状腫瘍で幅1.5cm長さ5cmの茎により懸垂している.重量1600g.症例2:39歳.既婚.幅1cm長さ5cmの茎により懸垂する12×9×7cmの腫瘍.重量600g.組織は2例とも成熟した膠原線維と幼若な膠原線維が混在増生しており,典型的な線維腫の像を呈する.2例とも茎部より広範囲に切除,縫縮し再発をみとめていない.
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