Japanese
English
原著
巨大な単発性グロムス腫瘍の1例
A Case of Giant Solitary Glomus Tumor
園田 俊雄
1
,
内山 光明
1
,
中嶋 弘
1
,
永井 隆吉
1
Toshio SONODA
1
,
Mitsuaki UCHIYAMA
1
,
Hiroshi NAKAJIMA
1
,
Ryukichi NAGAI
1
1横浜市立大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Yokohama City University of Medicine
pp.389-393
発行日 1982年4月1日
Published Date 1982/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412202622
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約30年を経過した右肘部伸側に生じた鶏卵大のグロムス腫瘍の1例を報告した.動脈造影では拡張した異常血管へのpoolingが多数みられたが,動静脈吻合の有無については,不明であった.組織学的には単発性および多発性グロムス腫瘍の両者の成分を有しているように思われた.またボディアン染色,S100 protein染色により,神経線維は被膜中に認められたが,腫瘍組織内には認められなかった.
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