Japanese
English
原著
Piebaldismの2例
Two Cases of Piebaldism
石井 則久
1
,
佐々木 哲雄
1
,
川口 博史
1
,
内山 光明
1
,
中嶋 弘
1
Norihisa ISHII
1
,
Tetsuo SASAKI
1
,
Hiroshi KAWAGUCHI
1
,
Mitsuaki UCHIYAMA
1
,
Hiroshi NAKAJIMA
1
1横浜市立大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Yokohama City University School of Medicine
pp.469-473
発行日 1985年6月1日
Published Date 1985/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412203260
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Piebaldismの2例について報告した.第1例(1歳,男児)は前額部の髪際に白斑と白髪,腹部と下肢に白斑があった.第2例(4歳,男児)は前額部の髪際に白斑と白髪腹部と四肢に白斑があった.組織学的には2例とも白斑部にメラノサイトとメラニン顆粒を認めず,Fontana-Masson染色,S−100蛋白染色はいずれも陰性であった.2例とも経過とともに白斑の縮小,白斑内の色素斑の増大と数の増加がみられた.また本邦におけるpiebaldismの統計的観察を行った.
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