Japanese
English
原著
雪状炭酸圧抵療法を受けた太田母斑上に生じた基底細胞上皮腫
Basal Cell Epithelioma developed in Carbon Dioxide-treated Ota's Nevus
山路 和彦
1
,
吉江 治彦
1
Kazuhiko YAMAJI
1
,
Haruhiko YOSHIE
1
1信州大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Faculty of Medicine, Shinshu University
pp.249-252
発行日 1981年3月1日
Published Date 1981/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412202393
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約8年間雪状炭酸圧抵療法を受けた太田母斑上に,10年後,基底細胞上皮腫が発生した22歳男子例を報告した.雪状炭酸圧抵療法部位に生じた基底細胞上皮腫は,本邦では現在までに5例報告されている.これらの報告例はいずれもより若年で基底細胞上皮腫が発生しており,結節型腫瘍となることが特徴である.
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