Japanese
English
原著
薬物による血小板減少も認められた紫斑病の1例
A Case of Drug-Induced Thrombocytopenic Purpura
児浦 純義
1
,
橋口 洋一
1
,
寺崎 健
1
,
田代 正昭
1
Sumiyoshi KOURA
1
,
Yoichi HASHIGUCHI
1
,
Ken TERAZAKI
1
,
Masaaki TASHIRO
1
1鹿児島大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Faculty of Medicine, Kagoshima University
pp.641-644
発行日 1978年8月1日
Published Date 1978/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201932
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患者は34歳の家婦.頭痛時にノーシンを常用していたが,紫斑が出現.出血素因,凝固線溶に関する各種の検査をおこない,あわせてノーシンを用いた血餅退縮抑制試験ならびに内服テストを施行した.これらの検査成績からノーシンの成分であるアミノアセトフェンを原因薬剤とする血小板減少性紫斑病であることが判明した.
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