シンポジウム アトピー性皮膚炎をめぐる諸問題
討論
pp.1278-1279
発行日 1967年12月1日
Published Date 1967/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200257
- 有料閲覧
- 文献概要
笹川正二:(1)アトピー性皮膚炎では皮内反応が陽性でも,それが皮膚炎の原因と考えられないことが多いが,気管支喘息のとき皮内反応陽性のものが,何%ぐらい喘息の原因であるでしようか,
川上保雄:皮内反応陽性のものが,直ちにアレルゲンとは断定できない。皮膚反応陽性は感作された状態を示すものと考えられる。陽性の頻度は,ほぼ40〜50%である。
Copyright © 1967, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.