印象記
「Virus-associated lymphomas; Satellite Workshop of IID2008 in Kyoto」に参加して
藤井 一恭
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1岡山大学医学部・歯学部附属病院皮膚科
pp.771-773
発行日 2008年9月1日
Published Date 2008/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102100
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Japanese Association for Cutaneous Lymphoma(JACL)とInternational Society for Cutaneous Lymphoma(ISCL),European Organisation for Research and Treatment of Cancer(EORTC)-Cutaneous Lymphoma Task Forceの合同研究会が,International Investigative Dermatology(IID)2008のサテライトワークショップとして,2008年5月13日に京都国際会議場において浜松医大の瀧川教授を会頭として開催されました(写真1,2)
ISCLは皮膚のリンパ腫およびその関連疾患の研究の促進,研究者の交流の促進,診断や治療に関するコンセンサスを得ることを目的として1992年に設立された世界規模の団体で,これまでに紅皮症型皮膚T細胞リンパ腫,初期菌状息肉症の診断,菌状息肉症以外の皮膚T細胞リンパ腫の病気分類,皮膚B細胞リンパ腫の治療についての提案を発表しています.ヨーロッパの皮膚リンパ腫の研究者を中心としたEORTC-Cutaneous Lymphoma Task Forceと共同で毎年研究会を開催しているのですが,IID2008が京都で開催されるのに合わせて,今年はJACLと共催の形で日本で開催されました.当科の岩月教授が研究会のVice President and Secretaryをされていた関係もあり,私も当日の朝のBoard meetingから雑用係兼聴衆として参加させていただきました.
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