Japanese
English
治療
パテントブルーを用いて治療したリンパ漏の1例
A case of lymphorrhea treated with patent blue dye as a tracer
一宮 誠
1
,
秋田 浩二
1
,
根本 圭
1
,
若松 研弥
1
,
武藤 正彦
1
Makoto ICHIMIYA
1
,
Koji AKITA
1
,
Kei NEMOTO
1
,
Kenya WAKAMATSU
1
,
Masahiko MUTO
1
1山口大学大学院医学系研究科皮膚科学分野
1Department of Dermatology, Yamaguchi University, Graduate School of Medicine, Ube, Japan
キーワード:
リンパ漏
,
パテントブルー
Keyword:
リンパ漏
,
パテントブルー
pp.422-423
発行日 2008年5月1日
Published Date 2008/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102006
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
要約 83歳,男性.陰囊,陰茎部のPaget病にて,両鼠径リンパ節郭清術を施行した.術後,リンパ漏が生じ,ステロイド局注およびOK-432局注による硬化療法を施行した.右側のリンパ漏による囊腫の再発は認めなかった.しかし,左側は硬化療法施行3日後には,手拳大の囊腫となった.そこでパテントブルーを用いてリンパ漏部を同定,結紮したところ,リンパ漏は改善した.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.