Japanese
English
症例報告
抗うつ剤投与中に生じた好酸球性膿疱性毛囊炎
Eosinophilic pustular folliculitis appeared in medicated by antidepressant
宇宿 一成
1
Kazunari USUKI
1
1宇宿ひふ科クリニック
1Usuki Dermatology Clinic
キーワード:
好酸球性膿疱性毛囊炎
,
うつ病
,
インドメタシン
,
パッチテスト
Keyword:
好酸球性膿疱性毛囊炎
,
うつ病
,
インドメタシン
,
パッチテスト
pp.789-791
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101319
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48歳,男性.うつ病にて治療中に顔面に遠心性に拡大するそう痒感を伴う環状紅斑を生じた.臨床像,病理組織学的所見から好酸球性膿疱性毛嚢炎と診断した.うつ病治療薬によって誘発された可能性を考え検査したが,パッチテスト,プリックテストともに陰性だったが,パッチテスト後,皮疹の著明な増悪をみた.インドメタシン内服が奏効した.
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