Derm.2006
日中皮膚科学会もう一つの楽しみ
菊池 かな子
1
1東京大学大学院医学系研究科皮膚科学教室
pp.89
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100628
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この増刊号は2006年4月発行予定とのこと,あるいは第9回日中皮膚科学会の演題募集は終了しているかも知れませんが,ちょっと紹介させていただきます.
第7回,第8回と事務局を務めさせていただき,下見を含めてこの5年で4回中国に行ってきました.もともと私は神奈川県在住で,高校,大学は東京であったので横浜中華街は通学経路に近く,学生時代はかなり頻繁に通っていました.特に中国茶は大好きで,今でも多種類揃えて毎日飲んでいます.もちろんこの原稿もお茶を飲みながら(福建省産の大紅袍,岩茶)書いています.ご存知のように中国茶は種類豊富で,龍井茶のように日本の緑茶に似ているさっぱり系から,プーアール茶のようにかなり癖のある黒茶系までかなり味に幅があり,まず飽きがきません.龍井茶の場合,新茶を楽しむというのも日本茶と似ています.季節も同じくらいですね.第8回のあった昆明は雲南省にあり,ここはプーアール茶の産地として知られています.横浜中華街もそうですが,中国の茶小売店ではたいてい試飲ができるようになっており,気に入った茶を選ぶのは楽しいものです.
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