Japanese
English
症例報告
ステロイド外用が奏効した単発性肥満細胞腫の1例
A case of cutaneous solitary mastocytoma successfully treated with topical steroid
永尾 香子
1
,
陳 科榮
1
Kyoko NAGAO
1
,
Ko-Ron CHEN
1
1荻窪病院皮膚科
1Department of Dermatology,Ogikubo Hospital
キーワード:
肥満細胞腫
,
単発性
,
小児
Keyword:
肥満細胞腫
,
単発性
,
小児
pp.1212-1214
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100336
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要約
2か月,男児.出生時より左大腿の拇指頭大褐色斑上に水疱形成を繰り返した.病理組織学的所見では真皮乳頭層から乳頭下層に稠密な肥満細胞浸潤を認め,Giemsa染色にて異染性を示した.単発性肥満細胞腫と診断し,吉草酸ベタメタゾンの外用を開始したところ,Darier徴候を認めなくなった.肥満細胞腫につき,最近の文献を含め検討を行った.
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