Japanese
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臨床研究
足爪白癬患者のQOL評価
QOL evaluation of the patients with toenail onychomycosis
谷口 彰治
1
,
幸野 健
2
,
庄司 昭伸
1
Shoji TANIGUCHI
1
,
Takeshi KONO
2
,
Akinobu SHOJI
1
1大阪回生病院皮膚科
2市立吹田市民病院皮膚科
1Department of Dermatology,Osaka Kaisei Hospital
2Department of Dermatology,Suita Municipal Hospital
キーワード:
爪白癬
,
QOL
,
イトラコナゾール
Keyword:
爪白癬
,
QOL
,
イトラコナゾール
pp.804-807
発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100232
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要約
足爪白癬はありふれた疾患であるが,社会生活機能に悪影響を及ぼしていると推測される.今回,われわれはSkindex29(C)日本語版を用いて皮膚疾患特異的QOLの評価を行った.また,イトラコナゾールの治療によるQOLの変化を調べた.治療前の得点は,症状が40,機能が19,感情が37であった.また治療により,連日投与群,パルス療法群ともにQOLのほとんどの要素で有意な改善を示した.本薬剤は,患者のQOLの改善に貢献していると考えられた.
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