目でみる耳鼻咽喉科
ヘリカルCTによる披裂軟骨の三次元表示
石川 雅洋
1
,
火伏 宏美
1
,
沖田 有弘
1
,
田中 久哉
1
,
饗場 和子
1
,
磯野 道夫
1
,
村田 清高
1
1近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.748-749
発行日 1996年9月20日
Published Date 1996/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411901420
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従来のCT画像は二次元画像であるが,これを三次元表示(以下3D画像)することにより,病変の立体的把握が容易になり臨床的に極めて有用である。近年,ヘリカルCTが臨床応用され容積スキャンであるという利点から様々な疾患に対して三次元再構築が可能になった1)。今回われわれは,単純ヘリカルCTを用いて披裂軟骨を次元表示し,その描出について検討したので報告する。
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