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特集 頭頸部がん診療のControversy
化学放射線療法 どっちを選ぶ? Triweekly CDDP-CRT vs Weekly CDDP-CRT
Triweekly CDDP-CRT
Which method should be selected in chemoradiotherapy? Triweekly or weekly CDDP-CRT: Triweekly CDDP-CRT
古平 毅
1
Takeshi Kodaira
1
1愛知県がんセンター放射線治療部
キーワード:
エビデンスレベル
,
局所制御率
,
晩期有害事象
,
強度変調放射線治療
,
低侵襲治療開発
Keyword:
エビデンスレベル
,
局所制御率
,
晩期有害事象
,
強度変調放射線治療
,
低侵襲治療開発
pp.327-329
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203626
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Point
●シスプラチン3週毎投与法は,高いエビデンスレベルで支持される局所進行扁平上皮癌の標準治療法である。
●通常分割照射(70Gy/35回/7週)とシスプラチン3週毎投与法の同時併用が有効である。咽頭がんの治療では,強度変調放射線治療が有害事象軽減の観点で推奨される。
●一次効果は最も良好であるが,長期結果では重度の晩期有害事象の増加が問題とされ,低侵襲治療の開発が課題となっている。
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