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特集 神経の扱い方をマスターする—術中の確実な温存と再建
《手術での取り扱い》
術中神経モニタリングの進歩
Advances in intraoperative monitoring system in otolaryngology
岩部 佳穂
1
,
細谷 誠
1
Kaho Iwabu
1
,
Makoto Hosoya
1
1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
キーワード:
聴神経腫瘍
,
術中持続モニタリングシステム
,
NIM
,
FREMAP
,
DNAP
Keyword:
聴神経腫瘍
,
術中持続モニタリングシステム
,
NIM
,
FREMAP
,
DNAP
pp.440-444
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203397
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POINT
●耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の手術において,より確実な神経機能の温存が重要である。
●近年,持続モニタリングシステムを使用することで,より確実に神経機能の温存が可能となっている。
●顔面神経機能温存には,FREMAPを利用した持続モニタリングシステムが有用である。聴神経腫瘍手術の際は,FREMAP電極を顔面神経脳幹起始部に留置してモニタリングを行う。
●内耳神経機能温存には,DNAPを利用した持続モニタリングが有用である。DNAP電極は脳蝸牛神経背側核近傍に留置する。
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