Japanese
English
特集 神経の扱い方をマスターする—術中の確実な温存と再建
《手術での取り扱い》
甲状腺手術での反回神経の取り扱い
Surgical management for intraoperative preservation and recurrent laryngeal nerve reconstruction in thyroid surgery
宇野 光祐
1
,
荒木 幸仁
1
Kosuke Uno
1
,
Koji Araki
1
1防衛医科大学校耳鼻咽喉科学
キーワード:
非反回下喉頭神経・縦隔甲状腺腫
,
エナジーデバイス
,
超音波凝固切開装置・ベッセルシーリングシステム
,
術中神経モニタリング
,
intraoperative neuromonitoring
,
IONM
,
ポリグリコール酸コラーゲンチューブ
,
ナーブリッジ®
,
リン酸カルシウム骨ペースト
,
バイオペックス®-R
Keyword:
非反回下喉頭神経・縦隔甲状腺腫
,
エナジーデバイス
,
超音波凝固切開装置・ベッセルシーリングシステム
,
術中神経モニタリング
,
intraoperative neuromonitoring
,
IONM
,
ポリグリコール酸コラーゲンチューブ
,
ナーブリッジ®
,
リン酸カルシウム骨ペースト
,
バイオペックス®-R
pp.430-435
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203395
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POINT
●術前の画像診断では,特に神経の走行路と腫瘍の位置関係を確認する。
●術中神経モニタリング(intraoperative neuromonitoring:IONM)により,反回神経の同定,機能確認が容易となったが,神経損傷を有意に減少させることは報告されていない。
●ポリグリコール酸コラーゲンチューブでの即時再建は1つの選択肢である。
●術後一側性声帯麻痺に対するリン酸カルシウム骨ペースト注入術は,外切開を伴わない有用な術式である。
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