増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
8 頸部の感染症/炎症
深頸部膿瘍
鹿島 和孝
1
1自治医科大学医学部耳鼻咽喉科学講座
キーワード:
抗菌薬
,
薬剤耐性
,
AMR
,
de-escalation
,
薬物動態学
,
薬動力学理論
,
PK/PD理論
,
適切な培養検体採取
Keyword:
抗菌薬
,
薬剤耐性
,
AMR
,
de-escalation
,
薬物動態学
,
薬動力学理論
,
PK/PD理論
,
適切な培養検体採取
pp.156-160
発行日 2023年4月30日
Published Date 2023/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203335
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処方のポイント
●薬剤耐性(antimicrobial resistance:AMR)対策として抗菌薬の適正使用が求められている.エンピリックな治療を開始するにあたり,想定される菌をカバーした薬剤を選択する.
●治療状況や細菌検査の結果をみながら最も狭域な抗菌薬を選択し,可能な限りde-escalationを進めていくことが重要である.
●薬物動態学/薬動力学(pharmacokinetics/pharmacodynamics:PK/PD)理論に基づき,抗菌薬の特性を生かした投与を心がける.
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