増刊号 結果の読み方がよくわかる! 耳鼻咽喉科検査ガイド
Ⅰ.聴覚検査
インピーダンスオージオメトリー
小森 学
1
1聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学教室
キーワード:
インピーダンスオージオメトリー
,
ティンパノメトリー
,
音響性耳小骨筋反射
,
アブミ骨筋反射
,
multifrequency tympanometry
Keyword:
インピーダンスオージオメトリー
,
ティンパノメトリー
,
音響性耳小骨筋反射
,
アブミ骨筋反射
,
multifrequency tympanometry
pp.16-20
発行日 2022年4月30日
Published Date 2022/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202977
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POINT
◆臨床的にはティンパノメトリーと音響性耳小骨筋反射(以下,アブミ骨筋反射)の2種類がある.
◆外耳道を密閉した状態で外耳道圧を変化させながら音を入力し,反射した音圧を測定する検査である.聴覚伝導路の補助検査であり,聴覚閾値は測定できない.
◆近年,プローブ音を自由に変化させ,連続周波数でインピーダンスの変化を測定する機器が開発され,臨床応用されている.内耳圧の評価方法としても有用性が報告されてきている.
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