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特集 カラーアトラス 基本から学ぶ病理組織の見方
《疾患各論：病理レポートを理解するためのポイント》
口腔咽頭疾患—ベーチェット病／天疱瘡／類天疱瘡／扁平苔癬／白板症／鼻性NK/T細胞リンパ腫／上咽頭癌
Understanding the pathology of the oral cavity and pharynx
高野 賢一
1
,
辻脇 光洋
1
,
角木 拓也
2
Kenichi Takano
1
,
Mitsuhiro Tsujiwaki
1
,
Takuya Kakuki
2
1札幌医科大学耳鼻咽喉科
2札幌医科大学病理診断科
キーワード：
口腔疾患
,
咽頭疾患
,
病理
,
生検
,
診断
Keyword:
口腔疾患
,
咽頭疾患
,
病理
,
生検
,
診断
pp.228-233
発行日 2021年3月20日
Published Date 2021/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202633
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POINT
●ベーチェット病は病理所見より臨床所見が診断に重要である。
●天疱瘡群は表皮内水疱を形成し，類天疱瘡群は表皮下水疱を形成する。
●扁平苔癬では上皮突起の鋸歯状伸長や，基底層直下の帯状リンパ球浸潤が特徴的である。
●鼻性NK/T細胞リンパ腫はHE染色のみでの診断は難しい。
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