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特集 カラーアトラス 基本から学ぶ病理組織の見方
《疾患各論:病理レポートを理解するためのポイント》
鼻副鼻腔疾患—好酸球性副鼻腔炎/副鼻腔真菌症/内反性乳頭腫/多発血管炎性肉芽腫症/悪性黒色腫/嗅神経芽細胞腫
Basic pathological images of sinonasal diseases
海老原 央
1,2
,
深澤 寧
3
,
大村 和弘
1
Teru Ebihara
1,2
,
Nei Fukasawa
3
,
Kazuhiro Omura
1
1東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
2聖路加国際病院耳鼻咽喉科
3東京慈恵会医科大学附属病院病院病理部
キーワード:
好酸球性副鼻腔炎
,
副鼻腔真菌症
,
多発血管炎性肉芽種症
,
内反性乳頭腫
,
悪性黒色腫
,
嗅神経芽細胞腫
Keyword:
好酸球性副鼻腔炎
,
副鼻腔真菌症
,
多発血管炎性肉芽種症
,
内反性乳頭腫
,
悪性黒色腫
,
嗅神経芽細胞腫
pp.222-227
発行日 2021年3月20日
Published Date 2021/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202632
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POINT
●執刀医が積極的に病理検体の切り出しに参加することで,病理学への理解が深まる。
●真菌症では真菌の組織浸潤の有無をみる。
●内反性乳頭腫を疑ったら複数箇所の生検を行う。
●血管炎の所見があった場合はNK/T-cell lymphomaの可能性も考え鑑別する。
●悪性黒色腫や嗅神経芽細胞腫は免疫染色を駆使して診断していくことが求められる。
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