Japanese
English
特集 カラーアトラス 基本から学ぶ病理組織の見方
《病理診断の基本の「き」》
HE染色標本の見方
The process of making a diagnosis using HE-stained sections
小島 伊織
1
Iori Kojima
1
1大同病院病理診断科
キーワード:
病理診断
,
HE染色標本
,
病態
,
用語
Keyword:
病理診断
,
HE染色標本
,
病態
,
用語
pp.198-202
発行日 2021年3月20日
Published Date 2021/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202628
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POINT
●病理診断にあたっては,病理学総論の用語で表される大まかな病態を考えてから,具体的な疾患について検討する。
●HE染色標本の観察は,弱拡大で正常組織像との違いを見出すことから始まる。
●①どこに病変があるか?②正常とどのように異なるのか?③異常な細胞・構造物は何か?という順で考える。
●所見は,組織学・病理学総論の用語で表現できるようにする。
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