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特集 診療で役に立つ味覚・嗅覚障害の知識
《嗅覚》
嗅覚障害の治療—手術療法と術後管理—嗅裂病変の取り扱い
Endoscopic sinus surgery and post-operative treatment for dysosmia
常見 泰弘
1
Yasuhiro Tsunemi
1
1獨協医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科
pp.1026-1032
発行日 2019年11月20日
Published Date 2019/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202230
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POINT
●好酸球性副鼻腔炎は増加傾向を認め,嗅裂病変の取り扱いは今後重要になると考えられる。
●嗅覚予後に関するインフォームド・コンセントが重要である。
●嗅粘膜を温存し,かつ嗅裂を開放して癒着させないことが肝要である。
●好酸球性副鼻腔炎術後の局所処置による再燃コントロールの可能性が示唆されている。
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