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                                特集 耳管診療の手引き—基本から最新治療まで
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    耳管開放症の最新治療
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    The latest treatment of patulous Eustachian tube dysfunction
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                真鍋 恭弘
                                            
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                                                Yasuhiro Manabe
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1真生会富山病院耳鼻咽喉科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.652-656
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2019年7月20日
                  Published Date 2019/7/20
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202144
                
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POINT
●耳管開放症を漢方製剤で治療する場合には,まず患者が虚証であることを確認し,次に患者の精神的訴えの程度によって,加味帰脾湯か補中益気湯かを選別すれば,病名処方ではない本来の漢方診療に近い処方ができる。
●耳管腔内へ挿入する閉塞材料は,世界的にみても小林式耳管ピンが最も多くの症例で使用されており,安定した成績を出している。
●耳管粘膜下に異物を注入する手技は,技術的な困難さを解決できた報告はまだ認められない。
●耳管開放症の鼻すすり型と非すすり型とでは,主症状をきたす機序が異なり,治療戦略が異なってくることに留意する必要がある。

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