Japanese
English
特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻
《耳領域》
顔面神経麻痺
Necessary and sufficient questionnaires and examinations for peripheral facial palsy
松代 直樹
1
Naoki Matsushiro
1
1大阪警察病院耳鼻咽喉科/顔面神経・難聴センター
pp.323-326
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201982
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Point
●把握したい情報であっても,患者側は聞かれないと答えない,あるいはその情報が重要だと認識していないなど,医療従事者との隔たりがあることを承知しておく。
●各症状の程度や出現した日を明確にするなどの対応が必要なため,看護師などによる対面式問診が最適である。
●純音聴力検査・眼振所見・ペア血清採取がなければ,ベル麻痺・ハント症候群・無疱疹性帯状疱疹を的確に鑑別することはできない。
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