Japanese
English
特集 今さら聞けないかぜ診療のABC
《かぜを治す》
かぜの薬物療法
Medicines for the common cold
川野 利明
1
,
鈴木 正志
1
Toshiaki Kawano
1
,
Masashi Suzuki
1
1大分大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.936-939
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201844
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Point
●かぜに対しては抗菌薬の投与を行わない。
●かぜは基本的にウイルス感染であり放置していても治癒するが,総合感冒薬はそれまでの間の症状を少しでも改善する役割がある。
●症状に応じた処方薬の選択を行う。
●妊娠15週までは薬剤による催奇形性の可能性があり,16週以降でも胎児への影響を考慮する。アメリカ食品医薬品局(FDA)による胎児危険度分類基準が処方の参考となる。
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