Japanese
English
特集 今さら聞けないかぜ診療のABC
《かぜと耳鼻咽喉科診療》
かぜと音声障害
Common cold and voice disorders
矢部 はる奈
1
Haruna Yabe
1
1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.926-929
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201842
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Point
●ウイルス性の急性喉頭炎による音声障害が多い。
●かぜによる音声障害は,上気道から下気道まで音声生成の過程のどこかに炎症が反映され,さまざまな要素が総合的に作用した結果生じる。
●急性喉頭炎による音声障害の治療は,対症療法に加えて声の安静と十分な加湿を促すことが重要である。
●対症療法で用いる薬剤の選択についても,患者背景を考えて慎重に行う必要がある。
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