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特集 どこが変わった頭頸部癌診療ガイドライン
がん薬物療法
Cancer chemotherapy
清田 尚臣
1
Naomi Kiyota
1
1神戸大学医学部附属病院腫瘍センター
pp.855-860
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201824
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POINT
●プラチナ抵抗性頭頸部扁平上皮癌に対する免疫チェックポイント阻害薬,また甲状腺癌に対する血管内皮成長因子受容体(VEGF-R)を標的とする分子標的薬が登場し,頭頸部癌領域の臨床は大きく変わった。
●これらの薬剤の登場により治療オプションは増えたが,有害事象への対応などがん薬物療法はますます複雑化している。
●ガイドラインでは治療総論に「がん薬物療法」が新設され,治療目標を①根治を目指した集学的治療,②再発・転移に対する化学療法,に分けて解説されている。クリニカルクエスチョン(CQ)でも変更点や新規CQが加わっている。
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