Japanese
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特集 甲状腺腫瘍の診療最前線
《治療法の最近の動向》
分子標的薬
Recent trend of molecular targeted therapy for thyroid cancer
小山 泰司
1
,
清田 尚臣
1,2
Taiji Koyama
1
,
Naomi Kiyota
1,2
1神戸大学医学部附属病院腫瘍・血液内科
2神戸大学医学部附属病院腫瘍センター
pp.572-578
発行日 2019年6月20日
Published Date 2019/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202125
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POINT
●分子標的薬が出現してから甲状腺癌の治療は大きく変わった。
●現在,本邦ではソラフェニブ,レンバチニブ,バンデタニブの3剤が使用可能である。
●特徴的な副作用がみられ,治療継続のためにはその対策が重要である。
●分子標的薬不応後の治療選択肢は乏しく,新規治療の開発が望まれる。
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