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特集 どこが変わった頭頸部癌診療ガイドライン
原発不明頸部リンパ節転移癌
Primary unknown cervical lymph node metastatic squamous cell carcinoma
別府 武
1
Takeshi Beppu
1
1埼玉県立がんセンター頭頸部外科
pp.845-849
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201822
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POINT
●今回の第3版で,初めて原発不明頸部リンパ節転移癌の項目が新設された。
●頸部リンパ節の組織診断で扁平上皮癌が検出された場合,p16の免疫染色とEpstein-Barr virus encoded RNA in situ hybridization(EBER-ISH)が必須となった。
●p16免疫染色が陽性の場合はp16陽性中咽頭癌,EBER-ISH法が陽性の場合は上咽頭癌に分類されることになった。
●頸部リンパ節の組織診断で扁平上皮癌が検出された場合,口蓋扁桃摘出術が推奨される。
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