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特集 レーザー治療の最前線—コツとピットフォール
《耳・鼻領域》
鼻アレルギー治療とレーザー治療
Laser therapy for allergic rhinitis
太田 伸男
1
,
鈴木 祐輔
2
,
東海林 史
1
Nobuo Ohta
1
,
Yusuke Suzuki
2
,
Fumi Shoji
1
1東北医科薬科大学耳鼻咽喉科
2山形大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.794-801
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201392
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POINT
●アレルギー性鼻炎のうち,重症の花粉症,最重症のくしゃみ・鼻漏型および鼻閉・充全型では,手術療法も推奨されている。
●アレルギー性鼻炎に用いられるレーザーには,CO2レーザー,Diodeレーザー,KTPレーザー(Nd:YAGレーザー),Ho:YAGレーザー,アルゴンプラズマ,超音波振動ナイフ(ハーモニックスカルペル,ソノサージ),ラジオ波凝固装置(コブレーター)がある。
●レーザー手術を行う際には,その適応と特徴を十分に理解し,使用するレーザーの特性に合わせた照射法を選択することが重要である。
●また,レーザー治療を行うには,患者のみならず,術者や周囲の医療スタッフに対する合併症予防にも十分配慮する必要がある。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2019年9月)。
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