増刊号 臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル
Ⅳ 鼻・副鼻腔の検査
Q & A
Q15 アリナミンテストで潜伏時間や持続時間から障害の回復,予後についてどこまで判定可能でしょうか。/Q16 T & Tオルファクトメトリーで検知閾値と認知閾値の乖離がみられた場合,どう解釈すればよいでしょうか?/Q17 睡眠時無呼吸症候群の患者に鼻・副鼻腔検査を行う意義は?
三輪 高喜
1
,
竹内 裕美
2
1金沢医科大学耳鼻咽喉科学
2鳥取大学医学部感覚運動医学講座耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野
pp.223-226
発行日 2017年4月30日
Published Date 2017/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201264
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Answer 三輪高喜*
慢性副鼻腔炎による嗅覚障害では,アリナミンテストで10〜15秒以上の持続があれば,高い改善率が見込まれます。ただし,嗅感が発来しなくても改善の見込みがないとは限りません。
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