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特集 外来に必須! 外用薬の上手な使い方
《顔面・頭頸部領域》
皮膚潰瘍治療薬—創状態に応じた使い分け
Topical cutaneous ulcer treatment according to each ulcer condition
薩摩 敦子
1
,
坪井 良治
1
,
塚原 清彰
2
Atsuko Satsuma
1
,
Ryoji Tsuboi
1
,
Kiyoaki Tsukahara
2
1東京医科大学皮膚科学分野
2東京医科大学耳鼻咽喉科分野
pp.966-969
発行日 2016年11月20日
Published Date 2016/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201120
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POINT
●真皮下層レベルより深い慢性皮膚潰瘍では,壊死組織のデブリードマンと滲出液のコントロールが重要である。壊死組織の有無や滲出液の量などの条件で,外用薬を使い分ける。
●Mohs chemosurgeryは腫瘍表面を凝固・固定し部分的に切除する,あるいは止血や消臭が目的である。高齢や認知症などの理由で手術が困難な患者に用いる。頭頸部がんなどの露出する皮膚浸潤癌に有効である。
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