増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
11.がん治療副作用・疼痛緩和
疼痛緩和
石木 寛人
1
1東京大学医科学研究所附属病院緩和医療科
pp.346-350
発行日 2016年4月30日
Published Date 2016/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200986
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処方のPoint
・頭頸部がん患者では内服が困難になることを想定しながらオピオイドを導入する。
・頻用する薬剤については,経管投与が可能かどうか把握しておく(処方例中の太字の薬剤は簡易懸濁投与が可能)。モルヒネ徐放製剤で経管投与する場合(モルぺス®,カディアン®,MSツワイスロン®,パシーフ®)は,薬剤のシリンジ内付着やチューブ閉塞に注意する。
・強オピオイドと拮抗作用のある薬剤(ペンタゾシン,ブプレノルフィン)は使用しない。
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