Japanese
English
特集 嚥下障害の完全マスター
嚥下性肺炎の病態と治療
Pathology and treatment of aspiration pneumonia
藤江 俊秀
1
,
稲瀬 直彦
1
Toshihide Fujie
1
,
Naohiko Inase
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科統合呼吸器病学
pp.338-345
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200871
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POINT
●嚥下性肺炎は本人も自覚しない不顕性誤嚥が主である。
●嚥下機能にはサブスタンスPがかかわっている。
●口腔内嫌気性菌を考慮に入れた抗菌薬の選択と用量調節をする。
●再発の予防のため,口腔ケア,肺炎球菌やインフルエンザワクチン接種を行う。
●高齢者は各臓器の機能が低下しており,適切な全身管理を行う。
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