Japanese
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特集 嚥下障害の完全マスター
嚥下障害の外科的アプローチ—嚥下機能改善手術
Surgical treatment for restoring oral feeding
兵頭 政光
1
Masamitsu Hyodo
1
1高知大学医学部耳鼻咽喉科
pp.300-303
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200866
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POINT
●嚥下機能改善手術は咽頭期障害を主とする嚥下障害に有効である。
●術前には嚥下内視鏡検査および嚥下造影検査による病態評価が不可欠である。
●輪状咽頭筋切断術,喉頭挙上術,声帯内方移動術などを病態に応じて選択・併用する。
●術後には嚥下リハビリテーションが必要で,それが実施できるADLが保たれていることが必要である。
●認知機能が低下した例や高齢者では経口摂取再獲得が困難なことが多い。
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