Japanese
English
特集 長引く咳を診る
小児の咳嗽の鑑別
Differential diagnosis of childhood cough
徳山 研一
1,2
,
古賀 健史
1,2
Kenichi Tokuyama
1,2
,
Takeshi Koga
1,2
1埼玉医科大学医学部小児科
2埼玉医科大学病院アレルギーセンター
pp.776-781
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200719
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POINT
●小児の長引く咳嗽の診断は年齢を考慮して行う必要がある。
●診断の基本は,詳細な病歴聴取などにより原因疾患の手掛かりとなる所見(特異的所見)を明らかにし,鑑別を進めていくことである。
●診断的治療を行う場合は,一定期間内に治療効果を判定し,無効の場合は診断を再考する。漫然と治療を継続することは避けるべきである。
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