Japanese
English
特集② 今また結核を見直す
頸部リンパ節結核
Cervical tuberculous lymphadenitis
黒野 祐一
1
Yuichi Kurono
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
pp.742-747
発行日 2015年8月20日
Published Date 2015/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200710
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Point
●頸部リンパ節結核は胸膜炎に次いで多い肺外結核である。
●病期により初期腫脹型,潰瘍瘻孔型,硬化型に分類される。
●画像検査で内部不均一な所見がある場合は浸潤型や膿瘍型の頸部リンパ節結核を疑う。
●リンパ節穿刺吸引検査は結核菌の検出とともに病理組織学的検査が可能である。
●初期腫脹型や細胞診で肉芽腫性病変が疑われる症例では開放リンパ節生検を行う。
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