Japanese
English
特集① 外来で要注意!アレルギー周辺疾患
薬物アレルギー
Drug allergy
中村 陽一
1
Yoichi Nakamura
1
1横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンター
pp.700-707
発行日 2015年8月20日
Published Date 2015/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200702
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
POINT
●薬物アレルギーおよび類似病態は薬物による有害事象(ADR)全体の約2割を占める。
●症状による薬物アレルギーの診断は難しく,原因薬剤の特定には,詳細な問診が重要となる。
●薬物アレルギーへの対処の原則は被疑薬の中止と再発の防止である。
●アナフィラキシーを疑う場合はアドレナリンほかの速やかな処置が必要である。
●生命にかかわる重症薬疹を疑う場合は適切な専門施設へ紹介する。
●チャレンジテストが必要な場合は危険度を熟知した専門施設で実施する。
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.