Japanese
English
特集② 味と味覚障害の最前線
味覚障害の診断ABC
Diagnosis for taste disturbances
生井 明浩
1
Akihiro Ikui
1
1はくらく耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニック
pp.634-640
発行日 2015年7月20日
Published Date 2015/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200687
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Point
●他疾患と同様,多種の原因が絡み合う場合も多い。
●4基本味以外の機能評価は難しい。
●一般開業医には,簡易濾紙ディスク検査法を勧めたい。
●常に薬剤が原因になる可能性があることを念頭に置くべきである。
●保険の効く味覚検査は電気味覚検査と濾紙ディスク味覚検査のみである。
●上記2種味覚検査は舌咽神経機能を定量的に測定できる唯一の検査法である。
●血清亜鉛(できれば血清銅,血清鉄も)を経時的に測定する。
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