Japanese
English
特集① 学校保健と耳鼻咽喉科
学校保健での音声障害児の実際
Current status of voice of disabled children in the school health services
大島 清史
1
Kiyoshi Oshima
1
1大島耳鼻咽喉科気管食道科クリニック
pp.424-428
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102865
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POINT
●音声障害はコミュニケーション障害として学校生活に大きくかかわるが,学校職員ばかりでなく,学校医からも看過される傾向がある。
●学校健診はスクリーニングにすぎないので,事後措置での診断が重要で,受診する医療機関,保護者,学校医,学校関係者などの相互の協力が必要となる。
●小児音声障害の原因としては声帯結節が多く,喉頭乳頭腫にも注意が必要である。
●機能的音声障害への対応や声の衛生指導など,学校生活での配慮が望ましい。
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