特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
Ⅴ 処置中・処置後の急変への対応法
鼓膜切開
小川 洋
1
1会津総合病院内福島県立医科大学会津医療センター準備室耳鼻咽喉科
pp.258-262
発行日 2013年4月30日
Published Date 2013/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102488
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Point
◆鼓膜切開術の有効性,治療効果,起こりうる偶発症,合併症,続発症,機能障害についてあらかじめ説明し,患者,家族から手術のインフォームド・コンセントを得ておくことが最も大切。
◆鼓膜切開術は顕微鏡下で切開部位を確認し,適切な部位に施行すること。
◆イオントフォレーゼによる鼓膜麻酔の適応と禁忌について理解すること。
◆トラブルが発生した場合,支援病院との病診連携を速やかにとること。
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