Japanese
English
シリーズ DPCに対応したクリニカルパスの実際―悪性腫瘍
⑧放射線単独療法:喉頭癌T1
⑧Radiation therapy for early glottic carcinoma(T1N0)
力丸 文秀
1
,
古後 龍之介
1
,
檜垣 雄一郎
1
,
冨田 吉信
1
Fumihide Rikimaru
1
1独立行政法人国立病院機構九州がんセンター頭頸科
pp.649-657
発行日 2008年8月20日
Published Date 2008/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101314
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Ⅰ はじめに
DPC(diagnosis procedure combination)は,診断群分類に基づく1日当たりの包括評価制度で,2003年4月より全国82の特定機能病院に導入されている。このDPCの導入で平均在院日数の短縮のためクリニカルパス(以下,パスと略す)の利用も促進される。このパスは特定の疾患に対して治療や検査をスケジュールとしてまとめたもので,医療を適正化し,計画性をもって提供することができる。また,患者側へは,治療内容の理解を与えることができる。
当院では現在のところ,このDPC導入はなされておらず,当科のパスはあくまでも医療の適正化と患者への治療内容の理解のために使用しているものである。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.