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あとがき
竹中 洋
pp.702
発行日 2007年8月20日
Published Date 2007/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101135
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6月末に8月号の編集後記を書くことを考えていると筆が進みません。季節としての夏が大好きな私も年とともに汗が滴り落ちることがなくなり,あわせて夏が少し苦手になりました。30数年前の研修医時代にクーラーのない病棟で,ネクタイを締め汗をかかなかった僕はどうなったのでしょうか? 硬式テニス部で走り回っていた姿は目に浮かぶのですが,その姿は若いままです。
ところで,京都の夏はあさましいほどの暑さですが,行事には事欠きません。7月に入れば祇園祭りのお囃子が町中に響きます。17日に向かって宵山の情緒は盛り上がっていきます。鱧もどんどん美味しくなっていきますし,鮎も風味を増していきます。24日の後祭りが済めば,下鴨神社のみたらし祭が月末にあります。一度は経験されることをお勧めします。その後に大文字(五山の送り火)があってお盆がクライマックスを迎えます。
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