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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(2) 1992.11.6-8 東京
学術展示
サイトメガロウイルス網膜炎に対するモノクローナル抗体の使用経験
Systemic monoclonal antibody in the treatment of cytomegalovirus retinitis
松浦 義史
1
,
直井 信久
1
,
澤田 惇
1
Yoshifumi Matsuura
1
,
Nobuhisa Nao-i
1
,
Atsushi Sawada
1
1宮崎医科大学眼科学教室
pp.768-769
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908565
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- Abstract 文献概要
緒言 サイトメガロウイルス(以下CMV)網膜炎の治療薬であるガンシクロビルは白血球減少などの重篤な副作用のため,長期にわたる投与には限界がある1)。今回,抗CMVヒトモノクローナル抗体(TI−23,帝人,東京)を使用する機会を得たのでその効果について報告する。
投与方法は点滴静注で初期投与を3日間連続200mg/日,維持投与を初期投与初日より1週毎120mg/日×4回とし,その後も必要がある場合は,維持投与を続けた。
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